2024年11月
熊本県の老舗もち屋さんの「米白餅本舗」様からのご依頼で
「ふませ餅」のフレームデザインを行いました!
真ん中の部分にお子さんの顔写真やお名前を印刷されるそうです1
米白餅本舗とは
「米白餅本舗」は、1910年(明治43年)創業の熊本にある老舗のおもち屋さんです。
100年以上にわたり、熊本の地元産もち米を使い、一つひとつ心を込めて丁寧にお餅を作り続けられています。
創業当初から代々受け継がれてきた伝統の味は、地元の方々にとっても特別な存在で、節目の行事や日常のちょっとした贈り物にも利用されています。
米白餅本舗の魅力は、伝統を大切にしながらも、時代の変化に合わせて新しい挑戦を続けているところ。
季節限定のお餅や、新しいアイデアを取り入れたオリジナル商品を次々と生み出し、幅広い世代のお客様に愛されています。
また、地域行事とのコラボや地元イベントへの参加など、地域密着型の活動も盛んで、地元の皆さんにとっても身近な存在です。
ふませ餅とは
そして、今回私がフレームのデザイン制作を担当をした「ふませ餅」とは、
お子さまの1歳の誕生日を祝うときに使われる、日本の伝統的な縁起物です。
「ふませ餅」という名前の通り、子どもが餅を踏むことで、大地をしっかり踏みしめながら力強く成長してほしい、という願いが込められています。
この行事を通じて、お子さまの健やかな成長と将来の幸せを家族みんなで願います。地域によっては「踏み餅」とも呼ばれていて、昔から多くの家族に大切にされてきた風習なんです!
ふませ餅の行い方
「ふませ餅」は、まだ歩き始めていないお子さんに対して行われる儀式です。
お餅を踏ませることで、大地をしっかりと踏みしめ、力強く成長してほしいという願いが込められています。この風習は、地域によっては「踏み餅」とも呼ばれています。
1歳のお誕生日に、お子さんの前に紅白のお餅を用意し、その上を踏ませます。
まだ歩き始めていないお子さんの場合に行われることが多いですが、既に歩き始めているお子さまには、餅を背負わせる「からわせ餅」の儀式をすることもあります!
どちらも、ご家族の皆さんで成長を見守る素敵な時間です。
取材に行ってきました!
そんなふませ餅ですが、実際私のデザインがどう印刷されるのか!?
非常に気になりましたので、許可をいただき、
熊本市中央区水道町にある「米白餅本舗 水道町本店」へ取材に足を運びました!🏃♀️
今回取材協力をしていただいたのはスタッフの米島茜さんと賢人さんのお二人!
笑顔が素敵なご夫婦に案内していただきました♪
印刷機とのご対面!
そして、ふませ餅の印刷を行う印刷機を見せていただきました!
それがコチラ!
ジャーーーーン!!✨
メタリックでカッコいいですね…!男心をくすぐります🤩
その印刷機に何も印刷がされていないピンク色のお餅をセットします
サッとセットされていましたが、かなり柔らかいお餅なので素人の私が触っていたら、おそらく伸びて形が変わっていたでしょう…
セットが完了したら早速印刷開始!
おおお〜!すごい!
一般的なインクジェットプリンターと似た印刷方法みたいですが、
専用に作られているので部品や設定など細かいところは大きく違いそうですね…!
そして印刷完了!
にじみやズレは一切なく、思った以上に画質が綺麗に印刷されています!
これはお子様だけでなく、写真を撮影した親御さんも大喜びしますね!
私が描いたキャラクターたちも美しく印刷されています!かわいい!!!!👏
ピンクのお餅には生年月日とお名前
白色のお餅にはお子様の顔写真が入るそうです!
(ちなみに今回は米島さんのお子様をモデルに印刷していただきました!)
できたお餅は専用の化粧箱に入れられお渡しするそうです!
ちなみに、踏んだ後のお餅はご家族で分けて食べることができるそうです!
印刷に使用したインクは食用なので、そのまま食べることができますし、水で洗い流せるインクなので、名前やお顔が印刷されたまま食べるのは抵抗がある…そんな方でも安心ですね!
あんこ餅やきな粉にしたり…お雑煮にするのも良さそうですね♪
食べながら「ふませた」思い出を噛みしめましょう!
新デザインふませ餅について
今回私が手掛けましたデザインのふませ餅は2025年1月リリース予定だそうです!
注文からお届けまでに10営業日かかるそうなので、我が子もふませ餅を体験させたい!という方はお早めにご予約させることをお勧めします。
詳しくは米白餅本舗様のHPをご覧ください!👇
実は私の子供も1月にちょうど1歳の誕生日を迎えます。
子供に私が手がけた踏ませ餅を体験させることができて非常に嬉しいです。
素晴らしい機会を頂いた米白餅本舗様にはとても感謝しております
ありがとうございました!